昨夜も手話の講習会に行ってきた。
習えば習うほど、難しい。
受けてるコースは通訳者になるためのものなので、今までやってきた通常の会話とは、かなり違う。
こっちからこっちへ訳せばいいってもんじゃなくて、
背景にある、ろう文化、歴史、障害のことについても知っておかなきゃいけない。
私たちが使っている言語より、手話言語は数が少ない分、ろう者の手話を豊かに訳すには、
語彙力がかなり必要。
日本語も勉強しなきゃと痛感してるところ。
「手話を習ってる」というと、周りの人から「手話って世界共通なの?」と聞かれることがあるけれど、
共通ではない。
日本の手話は地方の方言もあるくらい。
ことばって、その国の生活、文化、歴史が作りだすものだから、違うのがあたりまえ。
共通だといいと思う人もいるかもしれないけれど、私はそうは思わない。
だけど、外国の手話を見てると、なんとなくわかる。
言葉は通訳してもらわないと全くわからないけど、手話はなんとなくだけどわかる。
手話は、手で表す言葉+表情+強弱がものすごく大切なので、
多分それで相手の伝えたいことがわかるのかも・・
つまりは語彙力に加えて、表現能力・・表情の豊かさも必要ってことだ。
ああ・・タイヘンなものを習い出しちゃった・・のかも。