2011年11月22日火曜日

嫌いな言葉

1年が終わりそうな頃になると、時々耳にする「自分にご褒美」。

なんだ?自分に褒美って?

そんなに自我自賛するほどこの一年、頑張ったのか?
日常の生活も仕事もそれなりにこなしただけだろっっ(-"-)

イラッとする言葉だわ・・

アトランタ五輪のマラソンで銅メダルをとった時の有森の「自分で自分を褒めてあげたい」と言った
ことばには感動した。
何年もがんばって、がんばって、がんばって、やっとの思いでとったメダル。
こういう時が「自分にご褒美」だ。

たかだか一年間、めちゃくちゃ仕事がんばったからって
「ああ、私、こんなにがんばったわ。えらかったね。ご褒美をあげなきゃ」と思えるゆるさに腹が立つ・・

こんな文句言ってる私も、一年・・いや、今まで、
めちゃくちゃ頑張ったことがあっただろうかと思う。

大学受験に失敗して、浪人した時は、
それはそれはひたすら勉強した。
母親に「いいかげんにしなさい」と怒られるほど(勉強して怒る親もレアだけど)。
大学ノートが何冊もたまり、インクの出なくなった空のボールペンが何十本にもなった。

人生の中で最も勉強した1年だったけど、
情けないことに、結果が伴わなかったので、
今思えば、もっとできたんじゃないか、手を抜いてたんじゃないかと思ってしまう。

せめて一生に一度は「自分にご褒美」できるくらいのことをしたいもんだ。

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