おすすめの一冊

友人から借りて読んだ。

作者：湊　かなえの「少女」という1冊。

映画化された「告白」は有名よね。
これも本で読んで、とてもショッキングなエンディングで印象的な一冊だったけど、
私的には「少女」の方が数倍面白かった。

少女2人の思いと行動が交互に表現されているんだけど、
読んでいるうちにどちらがどちらの言葉なのかわからなくなり、
数ページ戻って読み進めることが何度もあった。

やはり小説の最後は、
湊　かなえらしい、え？？そうだったの？っていう
なんともシュールな終わり方なんだけど、
緻密に計算された内容に感服。

よくもまあこんなフィクションが書けるものだと感心してしまった。

人と人との関係が複雑に絡み合っているので、
もう一度整理しながら最初から読んでみようと思う。

おすすめの一冊です。

「読書の秋」をちょっと先取り。