2012年2月12日日曜日

チョコレート

もうすぐバレンタイン。

私がまだ高校生だったかな、叔母の別荘へ遊びに行ったときのこと。
テーブルの上になにやら
ゴージャスな黒い大きな箱が置いてあった。
「空けてごらん」って言うから、
2段にスライドするその箱をそっと空けてみたら、
…なんとゴディバのチョコがびっしり詰まっていた。

ひとつひとつ綺麗にコーティングされたチョコレートは
まるで宝石のようにキラキラ光って見えた。

「バレンタインに頂いたの」って言うけど、あげたんじゃなくて、もらったのか!?
もちろんボーイフレンドからに決まってる。
(ちなみに叔母は未亡人だった)

今のようにジュエルだとかマルコリーニなんてない、
GODIVAが高級チョコレートの代名詞だったあの頃。

好きなの食べていいよと言われたけど、
かわいいハート型のやつだけは、プレゼントしてくれた彼のことを考慮して遠慮した。

うーーん!
こんなゴージャスなチョコレートを男性からプレゼントしたくなるような、魅力的な大人の女に
なりたいわぁとその時思った。

おそらくあの時の叔母とさして変わらない年齢になった私だが…
夢は未だ果たせず。

2 件のコメント:

  1. 素敵な叔母様だったのね。似てるでしょ?

    今はもっと魅力的な大人のいい女になる、
    発展途上中かしら?
    ゴージャスなチョコをゲットできる日、Coming soonよ、きっとね。

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    1. 発展途上ならいいけど・・
      衰退の一途をたどっている気もするよぉ。

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